こんにちは!主婦ブロガーみさき(@misablog01)です。
アフィリエイト広告のCVRって平均はどのぐらいなのか知ってますか?
アフィリエイトで稼ぎたいと思った時に、まず避けられないのがCVR。
そこで今日は、アフィリエイト広告の平均CVRと改善方法について探ってみましょう。
そもそもCVRとは?
コンバージョン率の計算方法
CVR(コンバージョン率)とは、アクセスしてきたユーザーのうち、どの程度がコンバージョンに至ったのか?を表す数値のこと。
そして、コンバージョン率の計算方法はこちら。
コンバージョン率 =(コンバージョン数)÷(アクセス数)
サイトへのアクセス数や広告のクリック数が多くても、CVRが低いままだと成果はあがりません。
CVRを調べることでサイトの課題や問題点がわかり、運用改善につながります。
アフィリエイト広告の平均CVRはどのぐらい?
平均CVRは1~3%
まず結論からいうと、アフィリエイト広告の平均CVRは「3%程度」。
わたしの経験でも、個人・企業どちらのサイトでも平均CVRは1~3%に収まってますね。
(ちなみに一般的なECサイトの平均CVRは1~2%)
ただし、検索キーワードの中身によって大きく差が出てきます。
たとえば・・集客用のキーワードで書く一般キーワードは平均CVRは「1%程度」と低いですが、指名キーワードになると平均CVR「10%程度」にまで跳ね上がります。
よってCVRが高い指名キーワードを積極的に狙っていきたいところですが、当然ライバルが強いので初心者が狙うのは危険です。
そして、アクセス数やクリック率は自分の工夫次第で改善できますが、CVRは商品や記事ページの良し悪しに左右されてしまう傾向もあります。
業界別の平均CVRは?
参考までに、業界別の平均CVRもお伝えしますね。
CVRが低ければ「コンバージョンを獲得しにくい業界」と相対的に全体を見るのがオススメです。
衣服 | 2.6% |
美容 | 3.2% |
家電 | 1.2% |
金融 | 1.0% |
高級品 | 0.8% |
旅行 | 2.4% |
B2B | 0.6% |
買い物 | 5.0% |
参照:CVR(コンバージョン率)の平均値はどれくらい?業界別の調査データと目標値の考え方を紹介|sprocket
アフィリエイト広告のCVRが低い原因
アフィリエイト広告のCVR(成約率)が低い原因は、以下のような原因が考えられます。
キーワード選定に失敗している
よくありがちなのが、商品購入の可能性が低いキーワードを選定してしまっているパターン。
例)「○○ とは」「○○ 選び方」
ネタに困っていろんなキーワードを書いてしまう気持ちは、とても分かります。
でも、せっかく書くのであれば収益に繋がる記事も増やしましょう。
集客用のキーワードと収益用のキーワードを「9:1」ぐらいの割合で増やしていくのがおすすめです。
集客用の記事から収益用の記事へ内部リンクを貼って、スムーズに回遊してもらうとブログ全体の評価も上がりますよ!
季節が原因でニーズが減った
季節でニーズが変動しやすい商品を扱う時は、どうしてもCVRが下がる時期があります。
たとえば、アウトドア関連やギフト関連は分かりやすいですね。
こういった季節的な要因を把握して、今のCVRが適正かどうかを判断しましょう。
季節的な商品は基本的に扱わないという考え方もアリですが、季節によって需要が低くなる商品よりも、需要のある商品やキーワードにフォーカスするとCVRを向上させられますよ。
商品を売りこみ過ぎる
読んでくれているユーザーに対して、商品を売りこみ過ぎるのもNGです!
アフィリエイトのCVRを上げたいのであれば、露骨な売り込みは避けてください。
収益目線で書いた記事は、ユーザー側もすぐに分かります・・!
ユーザーの悩みを解決する方法や、商品のベネフィットを優先して伝えるように意識してください。
ただ商品の特徴や価格を伝えるだけではなく、商品がどのように役立つのか、どのようなメリットがあるのかを具体的に伝えられると良いですね。
アフィリエイト広告のCVRを上げる方法
成約されやすい商品を選ぶ
まずは、取り扱っている商品をもう一度見直しましょう。
- 認知度はある?
- リピート率や満足度は高い?
- レビューもしくは筆者の体験談はある?
- 成果発生のハードルが高すぎない?
まず、認知度の低い案件を選んでしまうと、CVRがなかなか上がりません。
雑誌やテレビで紹介されている商品であれば、ネットでも安心して購入できますよね?
また、成果発生のハードルが高すぎるのも問題です。
いきなり購入するのは厳しくても、「資料請求」や「無料見積もり」ならそこまで抵抗なく先に進めますよね?
一般的には、商品購入のほうが成果報酬金額は高くなります。が、成果発生しなければ意味がありません。
初心者はまず「無料系」を攻めていきましょう。
参考アフィリエイトの人気ジャンルまとめ 選ぶ時の注意点も解説
記事内の導線と表示速度を改善する
ユーザーがページのどこまでを読んで、どこで読むのをやめたのかを把握していくことも大切。
ヒートマップなどのツールを使って、成果発生までのどの部分が課題なのかを分析しましょう。
また、ネットはサクサク動いて当たり前の時代。
ページが表示されるのに30秒もかかると、待ってくれるユーザーはゼロです。
Googleの調査では「3秒以上表示に時間がかかると53%のユーザーは離脱する」とのこと。
つまり、遅くとも「3秒以内」にページが表示されるよう改善しなければいけないということですね。
表示速度の改善には、Googleが提供している Google pagespeed Insights(無料)を使うと便利です。
広告を最適な位置に貼る
CVRを上げるためには、広告を貼る位置にも注目しましょう。
- 記事の本文内にテキストリンクで貼る
- 記事の一番最後に貼る
この2つが定番です。
最近のユーザーは露骨なバナー広告を避ける傾向があるので、テキストリンクあるいはボタンリンクがおすすめです。
また、ほとんどのユーザーは記事の途中で離脱してしまうのですが、最後までしっかりと読んでくれているユーザーは購入意欲が高いです。
記事の一番最後でしっかりと訴求して、CVRを上げていきましょう!
小さな改善を積み重ねよう
最後にもう一度まとめます。
CVRとは、ウェブサイトのアクセス者の中でコンバージョン(目標達成)に至る割合を示す数値で、「コンバージョン数 ÷ アクセス数」で求められます。
そして、アフィリエイト広告の平均CVRは一般的に1~3%で、業界によって異なります。
【 CVRが低い原因 】
- キーワードの選定ミス
- 季節的な要因
- 商品の売り込み過ぎ
CVRを上げる方法としては、成約しやすい商品を選ぶ、記事内の導線と表示速度を改善する、広告を最適な位置に配置するなど。
ぜひ試してみてくださいね。
小さな改善を積み重ねることで数字に表れてくるので、めげずに分析&改善を続けていきましょう!